確定拠出年金は、加入者が自分で運用の指図をする“自己責任型の年金”です。
運用の指図というと難しく聞こえますが、デイトレーダーのように毎日株価ボードを見ながら売り買いする必要はありません。制度加入時に運用商品を選んだあとは、よほど大きな環境変化がない限り、数カ月から年に一度くらいの頻度で資産状況をチェックされれば十分です。その上で、運用商品や資産配分の変更をしたいときは、以下の方法によって運用指図をすることができます。
配分指定・配分変更
- 月々の掛金の配分比率を指定・変更する (どの商品にどのような割合で掛金を配分するか、%単位で指定)
- 月ごとに変更可能
- 手数料不要
スイッチング
- 保有する運用商品の一部または全部を売却(解約)し、その売却代金で他の運用商品を購入する
- 原則、1日ごとに実行可能
- 手数料不要