年金は、自分でつくる時代
未来への不安を解消し、今を豊かに!
「国民年金」や「厚生年金」などの公的年金は、現役世代が高齢者を支える「世代間扶養型」の年金です。そのため、生存中ずっともらえるという安心感がある一方、社会の高齢化によって支える側が減ると不安定になるという、大きな問題があります。これからは、老後の生活費を公的年金だけでカバーするのは難しいでしょう。
老後の生活費 公的年金だけでは月6.1万円の不足
- ● 高齢夫妻の平均支出額 : 約26.5万円/月
- ● 高齢夫妻の平均年金額 : 約20.4万円/月
※総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)平成30年(2018年) 家計の概要より
それに対して、イデコ(iDeCo/個人型確定拠出年金)は、自分の口座に掛金を積み立て、運用方法も自分で選ぶという「自助努力型」の年金です。かつては一部の人しか利用できませんでしたが、2017年の法改正により、現役世代のほとんどが利用できるようになりました。これは、従来の年金制度の限界を認めるとともに、「個人の自立を促したい」という国からのメッセージと言えるでしょう。
これまでの時代
これからの時代
実は、財産形成の先進国である米国にも、こうした制度によって意識改革を進めてきた歴史があります。日本も、年金などの社会保障をすべて国が担うのではなく、足りない分は自助努力で補う時代に突入したのです。多くの方の将来不安が解消されれば、世の中はもっともっと明るく豊かになるはず。皆さまもぜひ、「じぶん年金づくり」を始めませんか?
イデコってどんな制度?(2022年5月1日現在)
一言でいうと、自分で老後資金をつくるための、特別な税制メリットのある『積立制度』です。ちなみに、イデコ(iDeCo)とは「個人型 確定拠出年金」という制度の愛称であり、英語表記「individual-type Defined Contribution pension plan」の頭文字から名づけられました。
口座をつくる | 制度を利用するには専用の口座が必要です。まずは、口座開設のための資料をご請求ください。 | |
お金を積み立て、運用する | 積立は月5,000円から。途中で止めたり、金額を変えることも可能です。運用方法は、預金や投資信託から自分で選びます。 | |
お金を受け取る | 受取は原則60歳以降。「年金」、「一時金」または「年金と一時金の併用」から選びます。 |
税制メリットとは?(2018年1月1日現在)
イデコには、①積立 ②運用 ③受取の3つのステージで税制メリットがあります。つまり、60歳までお金が引き出せないという制約があるかわりに、ふつうに預金するよりも断然有利な条件で、老後の資産形成をすることができるのです。
積立(拠出) |
●掛金が全額所得控除(所得税と住民税が軽減されます) 例)課税所得300万円の会社員の方⇒年間で最大5万5,200円の軽減! |
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運用 |
●運用収益や預金利息がすべて非課税(通常は20%超の課税) 例)毎月2万円×30年積立・運用利回り年3%(仮定)⇒約88万円の軽減! |
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受取(受給) |
●一時金は退職所得控除、年金は公的年金等控除 例)30年加入し一時金で受取⇒1,500万円まで非課税! |
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どうやって運用するの?
以下の運用商品の中から、ご自身の考えに近いものを選んでください。(複数選択も可)
ベテラン投資家の方には種類が少なくて物足りないかもしれませんが、イデコは一部の個人投資家のための制度ではなく「一般生活者のためのじぶん年金」です。そのため私たちは、一般生活者にとっての「分かりやすさ」を優先し、厳選した商品のみをラインナップしました。
こんな方におすすめ | 商品名 | 特徴 | |
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①元本割れは絶対にイヤ | 定期預金 あおぞらDC定期(1年) |
いわゆる銀行預金です。元本1,000万円とその利息分は預金保険制度によって守られます。 | |
②ある程度リスクをとって お金を増やしたい |
投資信託 さわかみファンド |
運用の専門家が、投資先の選別だけでなく株式や現金の比率をコントロールすることで、運用資産の長期的な成長を目指す商品です。 | |
③お金を増やすというより、 物価の上昇に負けないようにしたい |
投資信託 DCダイワ 物価連動国債ファンド |
主として物価上昇率に連動して資産が増減する商品です。 | |
※ 運用商品の一覧表はこちらをご覧ください。 ※ 運用商品は事前に予告することなく変更する場合があります。 |
- 当社のイデコはこんな方におすすめ
-
- ●国の年金だけでは不安だけど、何をすればよいのか分からない。
- ●イデコを始めたいけれど、どうやって運用すればよいのか分からない。
- ●お金の運用はよく分からないから、信頼できる専門家に任せたい。
加入手続きの流れ
資料のご請求から掛金の引落し開始までには、最短でも1~2カ月程度かかります。
- STEP 1
- 資料請求
資料請求ボタンを押して、必要項目をご入力ください。
- STEP 2
- 申込書類の返送
資料に同封されている申込書類にご記入・ご捺印いただき、ご返送ください。
「基礎年金番号」の記入が必要となりますので、年金手帳やお勤め先の総務部にてご確認ください。
- STEP 3
- 口座開設完了・運用指図(申込から1~2ヵ月後)
加入者サイトのログインIDと初期パスワードを郵送いたします。
ログイン後、掛金の配分割合をご指定ください。
また、国民年金基金連合会より『個人型年金加入確認通知書』が郵送されます。
(申込書類の受付から口座開設までには、通常「1~2ヵ月程度」かかります。)
- STEP 4
- 引落し開始
掛金の引落しは、申込書類受付の翌月分より始まります。
書類受付のタイミングによっては、翌々月に2ヵ月分の掛金が同時に引落される場合があります。
- STEP 5
- 運用開始
運用商品の初回購入時期は、初回引落し日の翌月中旬から下旬です。
ご指定の商品配分に基づいて、運用がスタートします。
費用
費用の種類※1 | 金額(税込) | 備考 |
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口座開設費用 | 2,829円 | 加入時にのみかかる費用です |
口座管理費用 | 月額171円 ※2 | 加入後、継続的にかかる費用です |
※1 その他、受取や還付などの際に費用が発生します。
※2 掛金の拠出がない場合は月額66円となります。
大切なのは、安心して長く任せられるかどうか
イデコは大変優れた制度であり、国や金融機関によって普及が進んでいくのは喜ばしいことです。しかし、一番肝心な運用の重要性が見落とされているように思えてなりません。もちろん、「お金が減るのは絶対にイヤだ」という方は預貯金でよいのですが、現在の金利ではほとんど増えません。お金を増やすことを考えるなら、ある程度は運用によるリスクを受け入れる必要があるのです。
では、イデコの運用において一番大切なことは何でしょう。イデコの特徴は、運用期間が非常に長いこと。20歳で加入した方の運用期間は40年以上にもなります。目先のコストにばかり気を取られがちになりますが、一番大切なのは、安心して長く任せられる運用商品を選ぶことではないでしょうか。